自転車のブレーキ音を直すには

ブレーキをかけると、今まで無音だったのに耳障りなキーキー音が長年同じ自転車を愛用しているとしてくるものです。
ブレーキの鳴きは、ブレーキシュー(ゴム)とリムが平行になったから起こるといいます。
すなわちシュー焼けです。なので特に前ブレーキの場合は、シューに角度をつければ音はやみます。
シュー取り付け部のステーを曲げ「八の字」になるようにしてシューを調整すると簡単に音は出なくなります。
しかし後ろブレーキがバンドブレーキの場合、改善してもまた再発するの繰り返しでまったく100%直すということはできないようです。ブレーキ部分に少量の水をかけてブレーキシューを湿らすという手は即効性があるようですが、乾いてきたらまた鳴きは再発します。
一時しのぎ的方法としては、シューがテカテカになっているということなので、回転する部分の隙間と止めるバンドの部分に練り歯磨きを少々つけ、走っては止めるというのを繰り返して研磨します。
これで滑面状態を研磨できて多少は持つでしょう。
あるいは、自転車のそのシュー部分をばらすことが可能ならサンドペーパーで表面を軽く磨いたりしてもいいでしょう。
油は厳禁で、もし拭き取れたとしてもシューに油がしみ込んで硬化し、ききが悪くなるということです。また、バンドブレーキ側の状態だけでなくドラム表面加工の金属的な音鳴りという問題も多いので、そうなるともうブレーキ一式交換がベストになるでしょう。むろん自転車店に持っていかないと無理ですから、一時しのぎはかなりの確立で再発するのであまり自分でいじらないほうがいいでしょう。大体このようなケースだとおよそ3000〜4000円ほどでしょう。あと数百円プラスで音鳴りしにくいサーボブレーキに付け替えることも出来るみたいですよ。

ブレーキ・パッドを買うときの目安

ブレーキパッドの素材は、銅などの金属粉やカーボン繊維、合成樹脂などを焼結して作られます。
かつてはアスベストを使っていた時もありましたが90年代以降は使用されていません。
金属割合を高めると制動力が強くなりますが消耗度合いが高まるので経済的ではないなど、各メーカーはアイデアを絞って製造しています。
ブレーキパッドはオートバイや車に使われますが、消耗品なので定期的に磨耗確認をすることが必要です。
使用が限界近くなると金属針(パッドに埋め込まれている)がブレーキごとに金属音を発しドライバーに注意を促します。
この音は走行1000km以上で出なくなりますが、これは自然に直ったことではないのですぐに交換しましょう。
ではブレーキパッドを買うときは、何を基準に選んだほうが良いのでしょうか。
価格やブランド、あるいはお店のスタッフのおすすめなど初心者にとっては迷うところです。ブレーキパッドは車種によっても値段は違います。では、商品に刻印されている材質性能はちゃんと確認しているでしょうか。
実はこの刻印の基準がブレーキパッド選びの大きな目安となるんですね。純正品などのブレーキパッドの摩擦材のグレード表示は、低音時と高温時の測定値(摩擦係数)を2文字の英字(それらは5文字から構成される)で表しており、鉄製プレートに材質番号とともに刻印されています。英字の組み合わせでブレーキの材質性能のグレードを示すのです。これが材質に対する信頼の基準となっており、必ず純正品やブレーキ専門メーカーはバックプレートに摩擦材のグレードを刻印しています。
グレード順はD,E,F,G,H。ちなみにHH(摩擦係数0.55以上)が最高のグレードになります。

ブレーキオイルの定期交換

ブレーキ・オイルは、油圧式ブレーキに使用されるオイルのことをいいます。
DOT3とかDOT4とかのDOTとは規格名でBFと表示されているものもあります。
ブレーキオイルは2種類の沸点が表示され、DRY沸点は新品時の性能、WET沸点はオイルに水分が3.7%含んだ時の性能ということらしいです。
ブレーキオイルは吸湿性があり自然に水分を含んできますが、普通に街中を走っている分には問題はないでしょう。
水分は100度を超えると沸騰しますが、オイル成分が混ざるともっと沸点は高くなります。
ブレーキを酷使するような環境の場合だと沸点は益々上がるので水分を含んだオイルほどは早くたくさんの気泡を発生します。
こうなってしまうといわゆる「ロック現象」がおきてしまいかなり危険な状態となります。
それにはオイル内のエアを抜き取るというメンテが一般的ですが、それよりもまずそうなってしまう前に都度オイル点検はしておきたいものです。
また、ブレーキオイルは劣化しにくいと言われていますが経年劣化はあるので、定期的な交換が必要でしょう。
日本ではリスクマージンの為か通常約2年に1回の交換といわれますが、外国では、5年間は大丈夫と言うことらしいです。
ブレーキオイルは「高沸点化」「低粘度化」が求められます。
DOTの数字が大きくなれば耐熱性は高く耐久性が低いということです。
また、メーカーによってもオイルの沸点もお値段も多少違うようです。

Copyright © 2008 自転車のブレーキ・パッドを交換